【USUMダブル】ドブベトラティランド【引退】
こんにちは、サクラヴィアです。
まずはこちらをご覧ください。
ポ1ダブル
— サクラヴィア@ポケ垢 (@Sakuraviadesu) September 17, 2019
結果により、ポ1ダブル大会への出場は取りやめたのですが、今回は私が何をしでかそうとしたか晒します。
何故そうするかというと、アンケート後にモチベが発生し、軽い気持ちで遊んでいたところ、 ある事件が発生し、これを機に足を洗おうと思ったからです。
~発想の経緯~
受験後私「かがくのちからって特性おもしろそうだなー、なんか強そうな特性ないかなー」
ん?
参考構築その1
かがくのちからでスムーズにムラっけベトベトンを作ろう!
私「ベトベトンをムラっけにして、その後は...」
!!(蘇る記憶)
参考構築その2
なりきりを使ってムラっけ祭りしよう!
私「んー、他にムラっけにして強そうなポケモン居ないかな?」
居たわ。
or
完成!
~個体紹介~
ドーブル 陽気HS
構築の種火。こいつが倒れてくれないと試合が始まらない。
HPの実数値は162。命がけでワンパンを狙える相手は、コケコ、レヒレ、リザ、カミツルギなど結構いる。ASグロスとかも倒せる。隣のべトンで集中砲火できれば大体の相手は落とせる。挑発されても出せるのも偉い。
耐久型、場作り担当っぽいポケモンにはすり替え、どうしようもなければ置き土産。
テッカグヤをムラっけにするためには仲間作りを打つしかない。さすがに相手には打ったことない。
なぜか隣のべトンに猫が飛んでくることが多く、思ったより自由に動けた印象。
ベトベトン 腕白HB
構築の主役。ドーブルが倒れるとムラムラし始める。
あのオニゴーリと比べて耐久も耐性も段違い。粘れば粘るほど驚異的な粘りを見せるヘドロポケモンの鑑。
初手は余裕がありそうなら小さくなる、なさそうなら守る、どうしても落としたい相手がいるなら叩き。ヘビーボンバーには気を付けよう。
当初、毒々の枠は毒突きにしていたが、詰む(後述)ことが多かったので変更。多分正解。
地面Zがめちゃくちゃ怖いので気合で守るタイミングを合わせろ。
ラティアス 穏やかHD
構築のメインアタッカー。溜まりに溜まったムラっけパワーで相手を薙ぎ倒す。
GTSで流れてきた中で一番使えそうな性格だった穏やかを採用。カロスマーク個体。
合計種族値700と再生技のおかげで安定感は非常に高いのだが、見れば分かる通り悪タイプで詰む。環境1位を独占しているポケモンが悪タイプなのに何をやっているのだ。
とはいえ、ハマりさえすれば半減位なら余裕で勝てるようになるため、一番大事にしたいポケモン。
ランドロス 陽気HS
構築の一応威嚇枠(?)。GTS厳選を根気よく続けてやっと手に入れたアローラマーク陽気ランドで何をやっているんだ。
空を飛ぶは無効化されることがないのでありがたい...
と思いきや、これはダブルバトルである。つまり、地割れ無効の守る持ちで詰む。
幸いガオガエンの守る採用率は低いらしいが、サザンドラとかにはべトンで毒を入れないと勝てない。
肝心の地割れは、平気で2,3発連続で当てることもあれば、いくら打っても全く当たらない時もある。ムラっけだから仕方ないね。
思ったより耐久が低く、凍風とかでも死にかけたりする。気を付けよう。
テッカグヤ 呑気HB
構築のロマン枠。ドーブルで仲間作りを決めないとムラっけになれない。
仲間作りは守るで防がれてしまうので、猫などでドーブルが止められてしまうと、突っ立ったままあっさりやられてしまう。
だから、ガオガエンやリザードンなどの炎タイプや、カプ・コケコやサンダー、ボルトロスなどの電気タイプがいるパーティに対してはなかなか選出できない。そいつら居ないパーティなんか無えよ!
とはいえ、たまーに好都合なパーティがあり(雨とか)、出してみるとそれはそれはもう強かった。宿り木を入れないと回復できないがそれでも恐ろしい耐久性を誇る。
テッカグヤの隠れ特性がムラっけだったら確実に使用率1位だと思う。
カプ・ブルル(画像無し)
意地HA@白いハーブ
構築の清純枠。唯一ムラムラしない。
グラスフィールドの回復効果が相性良さそうだったのと、厄介なミストフィールドの打ち消し、単独での戦力、あと構築に一切なかった全体技を無理矢理搭載できるので採用。
白いハーブで能力コピー時のマイナス分をチャラに。
弱かったです。
H振り程度の耐久では、自己暗示した時には息も絶え絶えという感じで、出して2ターンぐらいで何もせず落とされてしまう。火力も貧弱。
1試合だけ大活躍したけどあとは全く頼りないポケモンだった。
カプ・レヒレ 図太いHB
上記の反省を生かして。全体技はちゃんと一致で打てるように。
毒がないと困る場面もあるけど、味方が毒や火傷になるほうがずっと困るのでミストフィールドでもまあ大丈夫。
この耐久なら流石に1ターンでは落とされないだろうから、暗示後の耐久確保のためZじこあんじを採用。
あとは濁流連打してれば普通に強い...はずなのだが、採用から引退までわずか2試合しかなく、出番が無いまま終わることになった。悲しい。
~使用感など~
勝ち越せない。
ドーブルよりべトンが先に落とされて負け、という試合はほぼ無かった。ギミック自体のバレは少なかった(はず)。命がけもあまり読まれず(守るで防がれたりはする)、初動はある程度通すことができた。
ただ、早い段階で力押ししてくる相手に弱く、チャンスの無いままバタバタと4体倒れていったりした試合が多かった。
逆に、瞑想などを積んでじっくり攻めるパーティには、積み(?)の速度で勝っているので有利。
あとパーティにとって致命的な技がいくつかある。
- 必中技・能力変化無視技
スマートホーンと聖剣どちらも持っている可能性が高いカミツルギはかなりの難敵。たまにいるDDガエンもめちゃくちゃ重いし、どんなポケモンであろうとZ技は常に怖い。 - 吠える・吹き飛ばし
今まで積み上げてきたものを全て無にされる。こちらが残り2体になるまで何とかして火を絶やさないように。 - スキルスワップ
ム ラ っ け テ テ フ 爆 誕
あの試合は地獄だった(勝った)。
~余談~
色レヒレを貰うため、ウルトラルールの大会にこれをちょっとだけ変えたパーティで出場しました。
変更点は、ラティアス→ミュウツー@ウイの実です(ラティアスがカロス産で出場できないため)。
初戦で、ゲンシカイオーガを含む地割れ4タテ劇場で劇的な勝利を収め、2戦目は禁伝無しパーティになんとか勝利、3戦目はゲンシグラードンにボコされた、というまさかの勝ち越しで終了しました。
ムラっけミュウツーはクソ弱かったです。
~事件~
それは、遊び初めてわずか2試合目のことでした。
マッチングしたのはまさかのフリージア子先輩。
ほんの出来心で潜っていたら、まさかこのような時間のかかる構築で先輩のお相手をすることになってしまうとは...
しかし、手を抜いたり、ましてや初手降参などもってのほか。トレーナーとして最善を尽くし、正々堂々と勝負をするのが礼儀だといえるでしょう。
かくして私は、泥試合覚悟の元、ドーブルとベトベトンを初手に出して戦いを挑んだのでした。
ところが、大した時間を要することなく私の手持ちはあれよあれよと沈んでいき、気づいたときには4-0で負けていたのでした。初手猫騙しはきっちりドーブルに飛んできた。
近しい先輩に無残な負け方をした恥ずかしさと不甲斐なさ、そして、自分の構築が、ムラっけのみに依存し続ける、なんと卑しいものであったかに気づいたことで、私は7世代ダブルを引退することを決意したのでした。
~おわりに~
ムラっけが楽しいことは紛れもない事実です。中毒性がヤバい。
もしかすると、このブログに影響を受け、悪いことを企んでしまう方がいるかもしれません。
私にはそれを止める権利など何もありません。ターン稼ぎも含めてムラっけは立派な戦法です。ただ客観的にものすごくめんどくさいだけです。
シングルでオニゴーリとかいうポケモンが暴れすぎたせいで、8世代ではムラっけに何かしらの弱体化がなされるともっぱらの噂です。こんな気分が味わえるのも、あと少しの間だけかもしれません。
その欲望は、衝動は、悪魔の囁きのように、突然にやって来ます。
もしかしたら、本当の鬼(ゴーリ)は、みんなの心の中に居るのかもしれません...(?)
最後よく分からない文章を書いてすみませんでした。終わりです。